2009年10月17日土曜日

きらいだきらいだ は もうたくさん


友達と話していて、気づいてしまった。
私は文句を言いたいだけなんだって。イタリア人はさ、とか、イタリア人と仲良くするの、もう疲れてしまったとか、何かにつけて自分に自信が無いのをイタリアのせいにしていた。

かっこわる。

イタリア人の友達に、「外国に住むのは大変だ」と愚痴をこぼして何になるというのだろう?
そう口に出した自分に驚いたし、がっかりもした。

そんなの百も承知だったでしょう?
いや、大変かどうか想像する暇さえ無かった。

親切にしてくれる人たちに、イタリアのネガティブな面を言うのって失礼だし、悲しい事だと思った。

支離滅裂な愚痴。結局は欲求不満な事を、人のせいにするなんて。

大学の近くに、グランドピアノが置いてあるイベントハウスがある。
一時間5ユーロを3ユーロにまけてもらって、気分に任せて弾く。

こんな時は、過去に頑張った自分のテクニックに頼っている気さえしてきて、弾いても落ち着かなくて、間違えてばかり。

それでも、その近くに住んでいる友達が私のピアノを聞きつけて、やってきて、後ろを振り向いたらソファに座って聞いてくれている事に、救われた。

大学で、そんなに英語をやったつもりは無いのに(4年間みっちりかけたとは言えない)、
未だに英語の方が抵抗が無い事に悲しくもなる。

家にこもって、猫のお腹をなでている場合ではないのです。

お金を払って、ここに来て、授業が100パーセント分からない悔しさ。

それでも、本質を学べて、良かったと思う。
美味しいものをたくさん口に入れるだけじゃなくて、食べ物について考えられて良かった。

疑ってかかったら、誰が私を信じてくれるというのだろう?

私が今まで本当を言おうとして、関係を続けてきたたくさんの友達、
それはここだって出来るはず。


kaouruは自分を下に見すぎる、と言われた。

時々頭をよぎる、"dai, su, su!"という友達から言われた言葉。ほらほら、落ち込まない、(直訳だと、上、上!)
と。

日々を大切に生きるしか無いのです。
確実に減っていくここでの滞在日数。

根っこをはるよ。





2009年10月1日木曜日

10月



になってしまった!早いなあ。
イタリアに腰を据えるつもりだったのに、気づいたらイタリアにいない事の方が多い。
これじゃあ、旅をするためにヨーロッパに来たみたいじゃないか。
去年の今頃はすごく焦っていて、ねずみと戦いながら吉祥寺にいたのに、今はあぐらを書いている気がする、今ここにいるという事に。

久しぶりに戻ったボローニャは、思いのほか落ち着いて、綺麗で、愛着がわいていた事に驚く。
どこか、冷めた目を持つようになった事は確かだけど。

日本人の友達と話したり、日本語のメールを打ち続けるだけで、モードが日本語へと切り替わる。突如、イタリア語の会話が滞る。

目指してきたものより、入ってくるものが面白い。
でも、中に持っていたものは、無くしちゃいけないように持っていなくちゃいけない。

どんどん綺麗なものを入れて、見て、じゃあ自分を肥やしているかと言うとそうでもないんだな。
うん、切り替え時です。